Good afternoon

基本的に乃木坂について書いていくつもりです。自分の言葉に責任を持つ気が毛頭ない人たちが中の人をしており、それが複数名います。ご容赦ください。

環境

ちょっとしたことがあって、環境がだいぶ変わった。「ちょっとしたこと」といっても、年度が変われば誰であれそれなりに景色は変わるだろう。学校なら言わずもがな、会社なら新入社員が入るなど人の入れ替わりがある。入れ替わり、といったら、学校もそうなんだろう。環境が変わるというのは、自分の周りの人間関係が変わるということなのだと思う。環境の定義は別にエコロジーでグリーンな感じというよりは、自分の身の回りのもの、くらいの位置付けだ。つまるところ外部である。そして人間関係の束が社会であるとするときに、やはりそれを超えた外部として環境がしばしば語られるし、だから人類というレベルで応対可能な対象として緑とかそういうのがイメージされるのだろう。ようするに、自分では手のつけようのない定数である。神様については、自分に手をくだすけど環境ではない。とすると環境は、外部であり定数であるとともに、基本的には自分に干渉してこないものを指すのだろう。事実、自然が人間世界に押し寄せてくると(津波地震、雷など)、それは神との連関をもって語られたりする。

なんの話だ。

そう、環境が変わった。いま僕は、ずいぶんと忙しくなっている。これは端的に「舐めていたから」に過ぎない。ここは忙しいよと言われていて、あらそうなんですか、と思ってそこそこ覚悟していたけれど、いろいろと日程が重なり、とてもとても忙しくなってしまった。間違っても、こんな文章を書いている場合ではない。すくなくとも、予想の1.5倍は忙しい。困るのが、他の用事もかぶってしまったということだ。おかげで、「この日程感覚なら大丈夫っしょ」と思ったのが、意外とそうでもなくなってしまっている。

そう、僕の根本的な問題は、単にスケジュール管理を怠っていたということに過ぎない。そして原因は一応ある。僕のこれまでの日程感覚は、いつも何かしらの優先度の低いことをやっていて、でもたまに面倒ごとが一つくるから、その都度それを処理する、といったものだったのだ。面倒事はだいたい一つで(たまに三つくらい重なるけれど、めったにない)、それも対応可能なもので、かついつもの作業とのつながりは十分認められるので、そつなくこなしてこれた。だけれでも今は、同じくらいの優先度のものが4個くらい一気にきて、かつそこに、別領域の優先度の高いものがまた2個くるといった具合だ。これは仕事の量が一気に増えたというよりも(量自体はそこまで変わっていない)、それが降りかかってくるパターンが変わったから、これまでの感覚じゃさすがに処理できなくなっている、ということだ。

そういうわけで、僕は大学院に進学した。学校というところに戻るのはずいぶん久しぶりな気がするけれど、別に学部生とのかかわりがあるわけじゃないから、正直、あまり楽しくはない。学びたいことを学べるのは楽しいけれど、こんなに授業があってどうするのだという気持ちはある(もっとも、それは確実に僕の力になっていく類ものだから問題はそこまで大きくないのだけれど)。とはいえ、同期の人たちや先輩たちとは、あまり気が合わない。というか、音楽の趣味が合わない。服の趣味も。自分をどう見せるか、自分が何を好むかというのは、人と人とをつなげる重要な材料だし、なにより同じ文化圏にいると、それだけで気があったり楽しめたりするものだ。だけれども、予想通りといえばそこまでだけど、気はあまり合わない(決して対立しているわけじゃない、念のため)。やはりここは閉じた世界だなと思う。それは周りの人たちの文化レベルが云々ということではなくて(そんなこと言ったら僕だってダメダメだ)、文化の違いや共同が外に広がりにくいということだ。学部の頃は、さすがに今より人数が多かったから、確率上、気があう奴はちらほらいた。そしてそういう奴らは、今でも大切なつながりになっている。多分。

ここは学生の数がとにかく多い。あまりにも多くてくらくらするけれど、僕の周りはだいぶ人が少ない。入りたてだから当然なのか。なんにせよ、環境は大きく変わった。僕は僕で、いまだにここにうまく馴染めずにいながら、目の前の仕事をこなさざるを得ない状況に陥っている。そして、こういう静かな喧騒のなかで、僕は気付かぬ間にここにそれなりに根を降ろすのだろう。

広告を非表示にする